同窓会 SN
第13章 ボジョレーヌーヴォー4 翔
和也を ゆっくりゆっくり高めながら、でも直接的な強い愛撫はやらないでいると、和也が焦れて欲しそうにしてきた。
いつもなら もうとっくに和也を追い詰めて 甘く啼かせている頃だけど、今日は 挿れる前に和也をもっともっと乱れさせたい
その唇から 俺を欲しいという言葉を聞きたい。
その瞳が 俺を欲しがって潤むところを見たい。
和也の手を導いて自分自身を握らせると、甘い吐息を漏らして 躊躇いながらもそっと手を動かし始めた。
いいぞ、これが見たかった。
もっと乱れろ
羞恥心を忘れろ
誰にも見せた事の無いお前を、俺だけに 曝け出してほしいんだ
そして次に すっかり昂ぶって、息が上がって来た和也の手を無理矢理に止めさせた、
恨めしそうな瞳で俺を見る間も与えずに 舐めたり、吸い上げたりして刺激を与え続ける
「翔・・・お願いだから、・・・もう、許して・・・」
・・・イイ子だ
自分でも 俺ってドSか?と思う程、心地よい征服欲が俺を満たす
今までに無いほど俺を欲しがる和也に満足した俺は 今度こそ、思う存分 自分の欲望をぶつけ始めたんだ。