同窓会 SN
第13章 ボジョレーヌーヴォー4 翔
4-2
乱れて俺を欲しがる和也は この上も無くイロっぽい。
いつものつんとした表情は消え、瞳は潤み、半分開きかけた唇から時折前歯や舌がチロチロと覗く様子が 妖しく俺を誘う。
焦らして一気に高めた甲斐があって、和也は1人絶頂を迎え、脱力している。
俺はまだ終わって無い
いつもならこのまま、俺もフィニッシュまで一気に登りつめるとこだけど
今日は特別だ
固さを残したままの俺自身を ずるりと引き出す
和也へのお仕置きは まだまだ楽しめる
そう思うと余裕が出て、
ぐったりしている和也の後始末をしてやり、腰にタオルを巻きなおしてキッチンへ行き、新しいボジョレーヌーヴォーを開け、グラスに注いで和也にも渡してやる。