同窓会 SN
第123章 煌めき2 翔
苦しさを逃すように、浅い呼吸をしながら
和也が俺を受け入れてくれる
尚もゆっくり動くうちに ソコはだんだん俺の形に馴染み始め
頑なだった感触も 俺に合せてうねる様に動く
「・・・く・・・ぅっ、 ハー・・・すげーイイ・・・」
「俺、も・・・っ、 あっ、・・・しょぉ・・・」
不安も悲しみも、すべてシャットアウトするように
心も身体もぴったり寄り添って 1mmの隙間も作りたくない
と、言うより、
半分に千切られてた俺達が 元の一塊に戻れるように
俺はお前を取り込むから、お前も俺を取り込んで欲しい
境目なんか無くなるほどにどろどろに溶け合って
俺達 一つになれたらいいのにな
そんな想いを込めて、俺は 愛しい愛しい恋人を抱く腕に
より一層の力を込めた
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