同窓会 SN
第124章 煌めき3 和也
3-1
俺のカラダの奥深く 翔のシルシが刻み込まれる
その感覚は 優しく、激しく、そして温かく
一時は、もう二度とこの喜びを味わう事もないだろうと思ったけど
哀しい予想が外れたことに 心から安堵した
翔の温かさに満たされて
俺は今 泣きたい程に幸せだ
と言うより、もう、涙腺崩壊状態で
まるで子供のように涙が止まらない
こんなの俺らしくない・・
いや、俺は翔の前だと泣いてばかりかも知れない
翔はいつも 俺の内側の誰も触れた事の無い
一番柔らかい場所に いとも容易く手を伸ばすんだ