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同窓会 SN

第124章 煌めき3 和也



翔が俺をぎゅっと抱き寄せる
髪に鼻先を埋めるようにして囁く


「夢じゃないよな?」
「・・・何度同じこと言うんだよ」

「何度でも言う、俺の中の傷が全部癒えるまで言うぞ、覚悟しとけ」
「翔・・・」


もう謝らなくてもいい、と言われてる俺は
「ごめん」と言う代わりに 翔を抱きしめた


「夢じゃないよ、俺はここに居るから」
「うん・・・」

「ずっと居るから」
「うん・・・」



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