同窓会 SN
第124章 煌めき3 和也
「え、指輪してくれないの?サイズ直して填めようぜ。せっかく買ったんだから」
「えー・・・俺指輪なんてしたことねぇもん。なんか、気にならない?」
「慣れればそれほどでもないと思うけど・・・って。ある意味、気になるからいーんだよ。
指輪には 浮気防止の意味もあるんだから」
「はぁ?お前、俺の事疑ってんの?」
思えば何度も繰り返してきた会話
大抵は冗談半分だったけど、そこだけは マジで疑われたくない
わざと大袈裟に眉を顰めると
翔が慌てて俺の肩を抱いて来た
「なワケないだろ。だけど、周りへの牽制の意味も込めて
してくれたら嬉しいな、って」