 
同窓会 SN
第128章 記念日3 和也
朝食を終えると 翔が自信満々に 俺に笑いかける
「今日は何も言わず 俺に付き合ってくれよな」
「え・・・、ど、どこ連れて行く気だよ?」
てっきりこの後は 買い物したり公園歩いたり、と
所謂 横浜らしいデートをするんだと思ってたのに
翔の意味深な言葉に ちょっと不安になる
「先に言ったら楽しみが無くなるだろ」
「いや、俺はそれでも全然構わないけど?てゆーか、まさか海に出る気じゃないよな?
俺、船酔いするからそれはちょっと・・・」
「そんなこと知ってるよ。大丈夫、俺を信じろ!」
いやいや、そう言う時の翔こそ
突拍子もないことを企んでいそうで
危なっかしくてしょうがないんだって
 
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