同窓会 SN
第128章 記念日3 和也
「た、楽しみだなぁ~」
ちょっとひきつりながらも、
満面の笑みを浮かべてそう言うと
「へぇ・・・意外だな」
翔がにやりとして俺を見る
「お前はこういうの興味ないかと思ってたけど?」
「いや、そんなことないよ?だって・・・身体の事考えたら 必要だろ?」
「必要・・・かどうかはわからないけど、まぁ悪い事じゃないからな」
「そうだよな。うん・・・俺、頑張るよ」
「え?頑張る必要あるか?楽なもんだろ」
不思議そうに翔が笑う
翔にとっては軽々できる腹筋や懸垂も
俺にとっては大難題なんだけどな
う~ん・・・何でも出来るヤツには
出来ないヤツの気持ちなんて わかんないものなのかなぁ・・・