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同窓会 SN

第131章 記念日6 翔


6-1

俺がステージに駆け上がり、リズムに乗ってダンスし始めた時の
和也の顔と言ったら・・・

手で口を押えて、まん丸になった目が 零れ落ちるんじゃないかと思ったぞ 



この日の為に密かに 智と計画を立て、
松潤と雅紀を巻き込んで 何度も繰り返し練習してきた


とは言っても、俺の場合 家では練習出来ないから
移動中の車の中で ひたすらその曲を聴き、歌い続ける毎日だ


みんなが帰ってから 社長室でこっそり踊った日もあったし
智が 知り合いのショーパブのオーナーに頼んでくれて
店の休日や開店前に ステージを借りて練習した日もあった

(そのお礼として 格安で経営ソフト導入の仕事を承ったのは事実である)




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