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同窓会 SN

第134章 来来来世2 翔



しかーし!
ここで失敗するわけにはいかないのだ

今の和也を手本にして 同じように飛べばいいんだもんな

出来る、出来るぞ
俺は出来る
出来ると思えば何でも出来る!


俺も数歩下がって助走をつけ、同じように三角飛びで門扉を飛び越える

・・・はずだったのに




ガシャン

「・・・・・・・・・」



門柱を蹴り、勢いよく門扉を飛び越えるはずの俺の両脚は
ぶらんとぶら下がったまま

俺は門扉の上に両手を着いたまま、まるで吊り輪の選手のように静止した




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