同窓会 SN
第134章 来来来世2 翔
「あっぶね・・・もっとイケると思ったけどギリだった・・・」
門扉の向こう側で フーッ、と息を吐く和也に
いや、お見事です
と、胸の前でぱちぱちと小さく拍手なんかしちゃってる俺
さぁ、次は俺の番だ
最近ジムをサボりがちとは言え、
腕力と脚力は まだ和也には負けないだろうという
自信がある
だけど 身の軽さだけは 唯一自信がないポイントだし
しっかり鍛えてあるはずの俺の筋肉は
主に敏捷性より持続性方面に強く
ここぞと言う時に 役に立たないこともあるからなぁ・・・