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同窓会 SN

第15章 プレゼント1 和也


「あの、ごめん。俺知らなかったから何もお祝いしてやれなくて…」
「いいよ、そんなの。子供じゃあるまいし、別に嬉しくも無いから。俺だって忘れてて、
お袋からのメール見て思い出したぐらいだぜ?」

「お母さん、誕生日だからってメールくれるんだな…」
「そうだけど、今年はお袋も忘れててもう4日も過ぎた今日だもんな~。でもまぁ、そんなもんだろ」


まあ、そうかもしれない。
俺だって 自分の誕生日なんてちっともめでたく無い。

けど、やっぱりちゃんとお祝いしてやりたかったな。
今からじゃ遅いかな。

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