同窓会 SN
第134章 来来来世2 翔
あの頃、俺が読んだ本を追っかけて、
図書館で同じ本を借りていた、と 教えてくれた和也
昼休みなんかに 俺達が外でふざけてる時にも
ほとんどは 自分の席で本を開いてた覚えだけど
そっか、密かに俺を見てたのか
そんなこと聞かされたら 嬉しくて口元が緩むじゃないか
「そんなに俺の事、好きだった?」
「ふふ・・・何で過去形なんだよ。今でも同じだけ、てか 今の方がもっと好きだけど?」
「うわ。何そのサービス、後でもう一回言ってよ、動画に撮るから」
「ははは・・・それはギャラが発生するレベルだな」
「勿論、ソコは頑張って カラダで払うからさ」
「・・・・・・」
「何で黙るんだよっ」
「んはは・・」