同窓会 SN
第134章 来来来世2 翔
静かな校内に俺たちの笑い声が響く
世界中に 俺達二人しかいないみたいだ
2人して上を向き 夜空を眺める
けど、
「あんまり星見えないなぁ・・・」
「東京じゃ、な・・・」
「流れ星、見えないかな」
「流星群の時期でもないし、仮に流れたとしても見えないだろうな。運よく目にする可能性なんて 限りなくZEROに近いだろ」
「そっか・・・」
「そう言えば、アンコールワットの星空は すげー綺麗だぞ?」
「そっか・・・」
「オイ、もうちょっと興味持とうか?」
「ふはは・・・」