同窓会 SN
第136章 来来来世4 翔
「ここで出逢って、同窓会から始まった俺達だからな・・・
今日と言う記念日に お前と二人ここに来れて嬉しいよ」
「智に感謝、だな」
「うん。・・・と言うワケで 乾杯しようぜ」
「え?ここで?何か用意して来たの?まさか車にワインとグラス積んで来たとか?」
「いや、それ持ってもう一度門を乗り越えるの無理だし。大体そんな事したら飲酒運転になっちゃうだろ」
「そうだけど・・・じゃあ何で乾杯すんだよ」
「そりゃお前・・・」
辺りを見回すと 少し離れたところに灯りが見える
まだ設置場所 あの頃のままなんだ、
と 嬉しくなって走り出した