同窓会 SN
第16章 プレゼント2 翔
2-3
「翔、明日仕事?」
「ああ、新規なんだけど 明日じゃないと会えない人がいて、午前中にちょっと出かける」
「じゃあ、そろそろ寝る?」
「そうだな」
いつのまにかもう午前1時になろうとしている。
いつものように 俺の左側に和也が寝る。
俺たちの定位置。
週に1~2回は泊まりあってるから、さすがに最近は毎回抱き合うわけじゃないけど
今日はさっきの真希ちゃんの事が気になってなんだかモヤモヤ・・・いや、ムラムラか?
気持ちもカラダもスタンバイOKな俺
照明を 全部は落とさずに 薄暗い程度まで絞る。
眠るときにはいつも真っ暗にしてるから こうすることで和也にも俺の意図が通じてるはずだ。