同窓会 SN
第18章 プレゼント4 翔
「そう・・・なのか?」
「そうに決まってんじゃん。・・・え?お前、俺が言ってることの意味分かってんの?」
「え?・・・あんまり・・・」
「・・ったく。酔っ払いか?・・・あのさ・・・俺はお前にしか興味ないから、他の女子がどんなに美人だろーがどんなにかわいかろーがどうでもいい、って言ってんだけど。」
「和也・・・」
「うわ、もう。こんな恥ずかしいこと言わせんなよな。ぜってー、二度と言わねぇからな・・・///」
この天邪鬼がこんなこと言ってくれるなんて・・・
きっと、俺の態度に何か感じ取って 普段なら絶対言わないような事を口に出してくれてるんだろう
真っ赤になってるのは、ワインのせいばかりじゃないよな。
ありがとう、和也・・・ありがとう
俺は心の中で何度もそう繰り返した