同窓会 SN
第21章 新しい季節1 和也
居酒屋を出てから 2人で俺のマンションに帰り、軽く飲みなおす。
「何飲む?」
「ブランデー、まだあったっけ?」
「あるよ。ストレート?」
「う~ん、今日はロックにする。」
「OK、俺は焼酎にしようっと」
乾き物のつまみも 袋のままテーブルに持って行くと、翔がテーブルの上に置いてあった参考書を手に取っている。
「ストラテジスト、受けるんだ?」
「うん、翔も持ってるんだろ?」
「持ってる。これ持ってると仕事の幅が広がるからいいよ。お前なら受かると思うし
春にはデータベーススペシャリストあるから、一年後はそっちも目指せば?
とは言っても、仕事も忙しいだろうから無理はするなよ?身体壊したら元も子もないからな」
「うん 大丈夫、頑張るよ」