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同窓会 SN

第23章 新しい季節3 和也



どうして・・・翔のすることすべてに 
こんなに感じてしまうんだろう?
俺ばっかり翻弄されて、翔はすごく冷静なままのような気がして
ズルイ、と思った。


「やっぱり痩せたな」
「え?」

「ほら、ここも・・・」

そう言いながら 
胸の飾りを両手の指先で摘むように触れる。

「あっ・・!」

一瞬油断して 大きな声を出してしまった。

「ここも・・・」

今度は両手を俺の身体の下に廻して 
腰から双丘を撫でながら 
俺自身に舌を這わせる。

「っ、ン・・、はぁ・・っ、」



やっぱり 俺は翔の魔法に掛かってしまっている。

仕事や生活のことはまだしも、
翔とのこの行為が無くなったら、
俺はどうなっちゃうんだろう?って思う程 
翔のすることすべてが俺を蕩けさせる。


いつしか、俺はもう声を抑えることも出来ずに 
翔の手の上に自分の手を重ね、
されるがままに喘ぎ声を上げていた。






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