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同窓会 SN

第23章 新しい季節3 和也


大丈夫だよ、俺だってそれくらいの腹筋はあるんだから・・・と思いながらも
口には出さない。

こうして 翔が俺のことを大切にしてくれることが ふんわりとした気持ちをくれるから。


素肌に直接着ていた 薄いスウェットのパーカーのファスナーを下げられ、下も優しく脱がされる。

着換えるときや風呂に入る時なんかは 別に恥ずかしいとか思わないのに、こういう時にじっと見られると なんだか恥ずかしくなってくるから不思議だな。


翔の両の掌が 俺の頬から顎のラインを撫で、肩から胸を擦りながら下がっていく。
二つの敏感なところをわざと避けて脇腹から腰へ。
太腿から膝へ。


ただ掌で擦られてるだけだから


・・・自分に言い聞かせて 勝手に動きそうになる腰を意志の力で我慢して 漏れそうになる吐息も唇を結んで耐える。


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