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同窓会 SN

第24章 新しい季節4 翔


しかし、事件はそれから1週間後の週末に起こった。

その週は、俺はまた東北地方へ出かけて帰りが遅くなったり、和也も相変わらず残業が続いたりと なかなかタイミングが合わずに、仕事途中に一度夕飯を食べたくらいで ゆっくりと話をする時間もとれないまま 金曜日を迎えていた。


《おはよう、今日は?遅くなる?》
《おはよう、それほどでもないけど・・・20時くらいかな?》

《俺もそれくらいには終われそう。昨日、例の日本酒届いたんだけど 飲みに来ない?》
《勿論行く。仕事終わったら連絡するよ》

《了解》


仕事中の私用LINE
社長の風上にも置けないことは百も承知


でも今週は一度も行き来できてないからな。
万が一タッチの差で用事とか入れられたら 悲しすぎて泣くぞ

一刻も早く予約を取りたい俺は 朝から和也にLINEしてしまった。


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