同窓会 SN
第27章 新しい季節7 和也
「連休明け、本郷君来るのかな・・・?顔合わせるのやだな・・・」
「来させないよ」
「え?」
「さっきのはもう、列記とした強姦未遂だ。そんな人間を雇っておくわけないだろ」
「ちょ、ちょっと大袈裟だろ?さっきのは・・・多分出来心ってゆーか 魔が差したってゆーか・・・」
「お前なぁ・・・。あの時俺が行くのが 少しでも遅れてたらどうなってたのかわかってるのか?絶対ヤラレてたぞ!」
「そんなこと・・・、俺だって自分の身ぐらい守れるよ」
「普段ならそうかもしれないけど さっきは貧血起こして倒れてたんだろ?そんな状態じゃ無理だ。な?俺の言うことわかるだろ?」
「う・・・ん、だけど事を荒立てるのはやめてくれよ?ご、強姦未遂なんて・・・まるで犯罪者みたいじゃんか・・・」
「俺の心情としてはそのものズバリだけど。・・・まぁ、正確に言えば強姦未遂じゃなくて強制わいせつ罪だしな。反省して素直に辞表を出せば このまま無罪放免してやってもいい。」