同窓会 SN
第28章 独占欲1 和也
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今、思い返しても 特に馴れ馴れしく接したつもりはないし、向こうの懐き方も「先輩・後輩」の範囲内に収まるんじゃないかと思うんだけど・・・、
じゃあ、もう一度あんなことがあったら・・・と考えると ぞっとする。ホントにいやだ。
翔曰く 俺は「男をソソル」タイプだということらしい
もちろん全然嬉しくないし、そもそもあんまり信じたくもないんだけど・・・、
翔は心配しすぎるんだよ・・・と、思いながらも
一応その警告に従って、最近基礎的な筋トレなんかを始めたところ。
万が一、襲われたりした時に いつでも都合よく助けが現れるわけじゃないから、最低限 相手に抵抗できるだけの筋力は欲しい。
ああ、この年になって、こんな理由で筋トレする奴が他にいるだろうか?
なんか情けないっていうか 釈然としない、っていうか。
でも、もう、翔以外の奴に触られるのはマジ勘弁だもんな。
やっぱりせっせと筋トレしよう・・・。