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同窓会 SN

第28章 独占欲1 和也


1-3

道を歩いている途中 電器屋のポスターにタブレットの新作を見つけ、ふと近づいてみた。

その直後、ショーウインドウのガラスに映る人影にぎくりとする。


「・・・本郷君・・・」
「二宮さん、久しぶりです」


後ろを振り返った俺に 本郷君が微笑みかけてきた。

どうして 何もなかったかのように笑えるんだろう?
俺の顔は強張ってしまい、言葉も出ない。

・・・この再会は偶然だろうか?
それとも・・・。


「よかったらお茶でもしませんか?」

そう言われても。
にこにこと悪びれない態度が なんだか不気味だ。


俺が行くとでも思ってるのか?

きっぱりと拒絶したいところだけど、ここは下手に刺激しない方がいいのかも


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