同窓会 SN
第29章 独占欲2 翔
「う~ん、だって、まず向こうの恋愛対象候補に入り込まないと 始まらないよな。恥ずかしいとか怖いとか言ってないで少しずつでもアプローチしてみたら?」
「はい・・・じゃあ、頑張ってみます・・・あの、先生は今彼女いないんですか?」
「彼女か・・・うん・・・いる、と言うか、いない、と言うか。あ、でも、まぁ・・・いる、と言った方がいいよな。」
「?」
「あ、ごめん。でも俺の話はいいからさ、ホント頑張れよ」
「はい、ありがとうございました。俺、頑張ります。7つも年下でも、その人に彼女がいても諦めません」
「そうだ、その意気だ」
「はい。先生、また相談に乗ってもらってもいいですか?」
「ああ、携番知ってるよな?変わってないから、また連絡してこいよ」
「ありがとうございます」