テキストサイズ

同窓会 SN

第30章 独占欲3 和也


3-2

なのに。
翔は困った顔で苦笑いするんだ。

「そうだな、よくある手だよな」



「なんだよ、マジで?お前意外とモテるんだね」

そう言って 明るく追求すればよかったのに。

なんだかタイミングを逃してしまって 俺はそのあと、全く酔えずに、そしてそのまま泊まることも躊躇って・・・帰ってきてしまった。

こういうとこが俺のダメなところだ。

ホントは 言いたいことや聞きたいことがあるのに言い出せない。

別にカッコつけてるわけでもないんだけど、なんとなく。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ