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同窓会 SN

第30章 独占欲3 和也



俺のグラスに氷を入れようとしてくれてたトングから氷がボロっと落ちて、ついでにそのトングをがつんとぶつけてグラスをひっくり返す。
漫画みたいに露骨な反応する奴☆

なんか笑えるんだけど…。


「お前~。気をつけろよ・・・。酒注ぐ前で良かった~」
「あ、ご、ごめん」

「で?冗談で言ったんだけど、当たっちゃったってこと?」
「え?そんなんじゃないよ。昔、家庭教師やってた生徒から。相談事があるって言うから」

「あ~、相談事ね。よくある手だよな~、好きな人がいるんだけど、ってヤツ」


面白いから からかってやる。
いつも俺ばっか言われてるからな。


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