同窓会 SN
第32章 独占欲5 和也
5-1
「自分の事は自分でするように、幼稚園で習っただろ」
翔が身体を洗ってやる、と 手を伸ばしてくるのをにべもなく断る
たっぷりと泡立てたボディブラシで ざっと身体を洗って、手早く流したら、
さっさとタオルで身体を拭いて バスルームの外に出た。
ぐずぐずしてたら コイツはすぐに手を伸ばして イロンナコトをしてくるからなんだけど。
「何だよ、そんなに待ちきれないの?」
...しまった。
かえってコイツにツッこむ隙を与えてしまったか。
だけど反論すると余計にからんでくるからな。
ここは敢えてのガン無視だ。