同窓会 SN
第32章 独占欲5 和也
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「和也?おい、大丈夫・・・?」
「ん?うん、あぁ ・・・ぼーっとしてただけ」
「良かった、目開けて気絶してるかと思ったよ」
「んなワケないだろ・・・。でも、おかしいな 俺、昔は自分のこと不感症かと思ってたんだけど」
そう言った途端、翔が吹き出して笑う。
「お前が?ジョーダンだろ?お前みたいに感じやすいヤツ 見たことないんだけど...」
「うるせーよ!・・・ジョーダンなんかじゃなく、ホントにそう思ってたんだからな。」
「ふぅん・・・だとしたら、それは気持ちが入ってなかったからじゃないのか?身体だけ繋げても 気持ちが繋がってないセックスは 終わった途端に虚しくなるんだよな・・・」
「そうかな・・・うん、そうなのかもな・・・」