
同窓会 SN
第3章 10年ぶりのアイツ2 和也
その後のことはよく覚えていない。
翔は力尽きた俺をそっと横たえ、後始末をしてくれ、
その後は 2人してゲストルームのダブルベッドで
寄り添って眠ったらしい
記憶が断片的なんだ。
これは、残っていた酔いのせいか、
それとも あまりに衝撃的な展開に
気持ちがついていけなかったせいかな・・・
翌朝、
カーテン越しの柔らかな光の中で目覚めた俺は
隣で眠る 翔の寝顔を見つめていた。
昨日、翔は俺の事を好きだと言ったけど、
それは本当の気持ちなのかな
勿論その言葉を信じたい
でも、もし、酔った上でのリップサービスだった場合、
このままだと俺の気持ちは 絶対にまずい事になる。
