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同窓会 SN

第34章 独占欲7 和也


「あ、あの...お前の持ってる受信機ってoffっとくこともできるんだろ?」
「うん、もちろん」

「だったら...いいよ、このままで」
「ん?」

「お前が俺のこと守ってくれてる証だろ。普段はoffにしといてくれれば...」
「俺、こっそり設定変えて お前のプライバシー全部覗いちゃうかもよ?」

「ふふ...お前はそんなことしないよ。信じてる。」
「わかった。ありがとう。今度は絶対にお前に無断で盗聴したりしないからな。それにつけとけばまたいつか役に立つとき来るかもしれないからな」

「はぁ?それ、また今回みたいなストーカー騒ぎがあるってこと?ないない。あるわけないだろ。」
「ホントにお前は甘いな...。ま、いいや。もしまたそんなことがあっても俺が守ってやるから。」


そんなこと,無いって言ってんのに...。
でも、しばらくは翔に頭が上がらないな...。



警察での諸々の手続きも全部終わって 外に出た時には
すっかり夜も更け もう22時を過ぎていた。


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