同窓会 SN
第34章 独占欲7 和也
繋がったまま両手を後ろに...
翔の膝のあたりにつき、
仰け反りながら腰を動かすと、
翔の中心が当たる角度が変わり、
俺は 自分でも驚く程の声を上げてしまった。
「あぁぁっ...っ、」
「あ...かず、なり...そんな締めたら、俺もうもたないよ...」
今まで俺の胸をまさぐっていた翔の両手が
俺の腰をしっかりと掴み、
翔の動きも 緩やかな揺さぶりから
強くて速い突き上げへと変わってきた。
「あぁっ、あっ、あっ、あっ、...あ...、もう、ダメ...翔...」
「和也...っ、あぁ...っ、アッ、あっ、...、っん、俺、も...っ!...」
お互いの中心が びくびくと痙攣しながら
熱を吐き出す
それと同時に 身体の奥、一番深いところが熱くなる
その、内側を汚される感覚すら
翔の欲望を受け入れてる と思うと
嬉しくなるんだ。
ちゃんと後始末しないと...
そう思いながらも 俺は翔の上に倒れこんだまま起き上がれなかったし、翔も俺の背中に腕を回したままだ
まだしばらく...このままでいたい。
俺だけの知っている翔と 翔だけの知っている俺...
知れば不幸になると思っていた独占欲は
この上もなく甘く幸せで、
充実した繋がりをくれたみたいだ。
END(第6部に続きます)