同窓会 SN
第34章 独占欲7 和也
きっと俺の動き方はぎこちないものだろう。
翔にしてみたら、 下手で
物足りないものかもしれない
だけど そんな俺でもいいと、
俺じゃないとダメだと言ってくれる翔。
過去の事は仕方ないとしても
もう、これからは
俺以外のヤツを抱かないで欲しい。
嘘も隠し事もやっぱりいやだし、
もちろん 謝らないといけないようなことを
した、と聞かされたくもない
とにかく、俺だけを見ていて欲しいんだ
・・・なんて。
恥ずかしくて、とてもじゃないけど
口に出せないようなコトを 願ってしまう俺
いつの間にか ばりばり独占欲の強い奴に
なってしまったみたいだ。