同窓会 SN
第35章 秘密1 翔
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シャンパンをもらって 辺りを見渡すと 支社長の姿が目に入った。
50代くらいの男性と話をしていたが 俺たちを見つけると笑顔で手招きしてくれる。
「櫻井くん、いらっしゃい。その節はどうも。」
「ご無沙汰しております。本日はお招きありがとうございました、お言葉に甘えて二宮とふたりで来させていただきました。」
「おお、二宮くん久しぶりだな。」
「どうも・・・」
「何だ、おとなしいじゃないか」
「俺、こーゆーとこ苦手なんだよね。堅苦しいじゃん・・・」
「気楽にして 旨いものたくさん食べていってくれればいいぞ」
「いや、あんま高級な物食うと腹壊しそうだし・・・」