同窓会 SN
第36章 秘密2 和也
ここから新横浜駅まで 徒歩でも15分くらい。
夜風にあたりながらぶらぶら歩くことにした。
もちろん自分から翔には言ってないけど
明日は俺の誕生日。
偶然とは言え、こうしてホテルに泊まれるなんて
なんだかちょっと特別っぽくて 甘い気分に浸れる感じだ。
こういうイベント的なこと、以前の俺にとっては
「義務」でしかなかったのに
こんな偶然でも、誕生日が特別なものに感じて
嬉しくなるなんて,翔とが初めてじゃないかな・・・
駅ビルに入って まずキュービックプラザで
ワインや食べ物を買う。
それから10階のロビーへ。
チェックインの後に更に上の階へ
「さぁ、どうぞ」
翔が連れて行ってくれた部屋は
清潔なんだけどなんだか高級な色気のある
広々としたダブルの部屋だった
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