同窓会 SN
第38章 秘密4 和也
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なんだか訳のわからないうちに、気がつけば俺は元の部屋に戻っていた。
そこへ、翔が息せき切って走ってくる。
「和也っ!」
「・・・翔・・・どうかした、の?」
「無事か?・・・よかった・・・」
「何だよ?あ、お前の方はどうだった?」
「それがさ、いくら待ってもあのオヤジ来ないし、電話しようにもあそこ圏外になっちゃってて。もしかして俺をおびき出してお前にナンカしようとしたんじゃないかと思って 慌てて帰ってきたんだ」
「そうなんだ・・・、ううん、俺は 何も・・・」
「・・・なら良かったけど。どこか出かけてた?着替えたんだな」
「あ、うん。 えっと・・・氷 貰ってこようとして・・・」