同窓会 SN
第41章 秘密7 和也
「・・・ありがと。よく覚えてたな」
「覚えてるよ、中学生の頃はよくかずんちでご飯ご馳走になったもんな。
かずのお母さん、料理上手だから誕生日の時にはすごいご馳走だったじゃん」
「そうだった?ま、料理が本職の人だからな」
「今、家?」
「あ~・・・ちょっと仕事で横浜泊まってるんだ」
「仕事?じゃあ、誰かと一緒?」
「・・・ううん、・・・一人・・・」
「明日は?あ、もう今日だけど」
「明日は・・・・・・多分、帰るだけ、かな・・・」
「なぁ、じゃあさ、明日ドライブしないか?俺、急にオフになってさ、暇なんだよね。朝ホテルに迎えに行って、最後は家まで送ってやっから。なっ?」
「あ、うん・・・別にいいけど。じゃあ、アソシア・・・わかる?」
「大丈夫。じゃあ、10時にロビーで」
「了解」