同窓会 SN
第41章 秘密7 和也
7-2
朝食を済ませてチェックアウト
と言っても、支払いは翔が済ませてくれていて俺はサインしただけ
10時少し前にロビーに降りると、もう智が待っていた。
「おはよう、早いな」
「おはよう、うん、思ったより道が空いてて・・・もう行ける?」
「うん」
窓の外は眩しい程の上天気
ホントなら 翔とお互いの誕生日プレゼントを選び合うはずだった日
最高の誕生日になったはずの日
そう思うと、やっぱり昨日の俺は迂闊すぎた、と
今更ながらに反省と後悔が押し寄せる
ホント、今更過ぎるんだけど