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・・・なんて
智といるのにこんなことを考えちゃいけない、と
マネージャーの運転する車の後部座席に並んで座る。


「おはようございます」
「おはようございます、宜しくお願いします」


マネージャー、ってタレントのスケジュールとかを管理する
ちょっと固い人のイメージだったけど
にっこり笑って挨拶してくれるマネージャーは俺達より若いぐらいか？
智といい関係を築いてるのが伺える


「オフの日でもマネージャーがつくの？」
「はは・・・いつもはそんなことないよ。今回急にオフになったせいで、暇だって言うから　バイト代払って運転手してもらうことにしたの。タクシーでもいいけどやっぱ高くついちゃうし、かと言って　電車は乗るなって言われてるし」

「智は相変わらずだな・・・金なんてどんだけでもありそうなのに」
「有意義な使い方ならいいけど、無駄使いはしたくないからね」