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同窓会 SN

第44章 秘密10 翔


10-1

つい、何時間か前まで 悲壮感でいっぱいだったのに、今、腕の中に和也を抱きながら俺は幸福に酔いしれている。
全く現金な俺だ・・・と、苦笑しながらも、和也の存在の大きさを改めて思い知らされた。


バスルームでも和也を甘く啼かせた後、さすがにぐったりとベッドに倒れ込む。

「う~・・・、疲れた。も~だめだ~ お前のせいだぞ~・・・」
「おま・・っ、俺は別に頼んでねーぞ。お前が勝手に・・・」

「俺が勝手に?おかしいなぁ 俺の記憶では確かに誰かさんも悦んで “もっともっと” って・・・」
「言ってねーよっ!」

真っ赤になって俺の頭を叩いてくる和也。
ふふふ・・・ジョーダンだってのに


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