同窓会 SN
第46章 危険な選択2 翔
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暑い・・・
そしてなんだか息苦しい・・・
今、俺はペニンシュラ東京のデラックス・スイートにいる。
それだけなら なんと羨ましい、と思われても仕方ないが、俺がいるのはベッドルーム真横のクローゼットの中。
昨日、急に堤さんから電話があって、話があるからとここへ呼び出された。
「何ですか?この前の話ならお断りしたはずですけど」
「ああ、あれはもういいですよ。違うところへ話を持っていったら、300万払うから記事を止めて欲しい、という人がいたんでね。あっちは解決済みです。ラッキーですね,櫻井さんは。」