同窓会 SN
第50章 大阪2 翔
社長は人生経験豊富だし、頼れる兄貴みたいな存在だったから
自分でも持て余してるこの気持ち、聞いてもらうことにちょっと心が動いたけれど
やっぱり公私混同するようで気が引けた。
相変わらずお前とは連絡がつかないままで、気は晴れなかったけど なんとか気持ちを引き締め、それからは仕事でのミスはしないように気をつけた。
だんだんこの仕事が自分に合っているとわかってからは 他のバイトを少なくして平日、入れる日はそこのバイトばかり入れるようにした結果、俺はプログラマーとしてどうにか仕事をこなせるようにまでなり、少しずつ重要な仕事も手伝わせてもらえるようになってきたんだ。