同窓会 SN
第50章 大阪2 翔
2-2
その年の年末、仕事収めの日、仕事を終えてから近くの居酒屋でみんなで飲むことになった
みんなといっても5~6人だけど
気のいい人ばかりで楽しかったなぁ。
未成年だからって言ってるのに 誰も聞いてくれなくて 結構飲まされてさ、
勿論普段から少しは飲んでいたけど 最後はべろべろに酔いつぶれて 社長の家に泊めてもらうことになった。
気持ちよく酔っ払った俺は社長の家についてからもまだご機嫌で
「ほら、水飲め。大丈夫か?」
「はい~・・・大丈夫です」
「気持ち悪くないか?」
「いい気持ちですよ~・・・」
「そうか?なんだか無理して明るくしてるみたいに見えたけど・・・」