テキストサイズ

同窓会 SN

第54章 大阪6 翔



「翔、声デカイ」
「あ・・・。と、とにかく俺はそんなこと思ってないから。じゃあダブル取るからな」

「ああ、俺はどっちでもいいよ」


何でそんな言い方するんだと、カチンときた。
俺はお前のこと考えて・・・

よそう。ここで短気起したら台無しだ。


俺はベイタワーのダブルを予約し、
その後 二人で何事もなかったかのように 世間話をしながら食事を続ける。


二人共、まるでいつも通りに出来なかった方が負けだとでも言うように にこやかに話をしていた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ