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同窓会 SN

第54章 大阪6 翔



「あ、あのさ・・・。部屋・・・どうする?」
「どういうこと?」

「つまり・・・疲れてるから一人で寝たいのなら ツインを取るけど・・・」
「それって、お前が一人で寝たいってこと?」

「え?違うよ、俺は・・・」
「今日は桑名さんを偲んで 操を立てるってことか?」

「な・・っ、違うって。俺はただ、」
「お前がそうしたいならそうすればいいよ。なんなら部屋も別々にすればいいだろ」

「何言ってんだよ。俺がいつそんなこと言ったんだよ?」


肉を口に運びながら低い声で淡々と言う和也に、俺の方がつい声高になってしまう。



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