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同窓会 SN

第55章 痕跡1 和也


1-1

翔を愛してる。
誰よりも愛してる。

あの同窓会から1年。
俺たちはうまくやってきたと思う。
小さなすれ違いや、言い争いはあったけど 
その度に 絆を深めてきたはずだ。


なのに俺は・・・

自分の心の狭さに泣きたくなる。


昨夜は 翔に抱かれながらも 

翔もこんなふうに気持ちよくて啼いたのか、とか
翔は桑名さんにどんなことをしてあげたのか、とか

いろんなことが頭に浮かんできた。


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