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同窓会 SN

第55章 痕跡1 和也



それから1時間弱

記されていた時間より ずいぶん早くセレモニーホールに着いたけど 数人の人が出入りしている様子。

家族だけで、という話だったけど 
親しい人、数人は参列するんだろうか?


ここからじゃ中の様子は何も伺えない。
仕方ないよな、俺なんて
知り合いですらないんだから。


近くまで来れただけでも良しとしよう、


俺は道の反対側で 手を合わせて故人の冥福を祈った

それと共に、訊きたいこと 告げたいことが
胸の中に溢れる


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