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同窓会 SN

第58章 痕跡4 翔



柄にもなく 軽く緊張してるのを感じながらシャワーを済ませて出ると、
硬い表情をした和也が 入れ替わりにバスルームへと向かう。

なんだか俺より緊張してるみたいで、思わず声をかけてしまう。

「おい、・・大丈夫?」
「だ、大丈夫・・て、なんだよ。童貞喪失じゃあるまいし・・」


あ・・とりあえず軽口は出るんだ、とちょっと安心し、
思ったより自分が落ち着いているのにも
我ながら心強さを感じる。

二人でテンパってたら 
それこそどうなるかわかんないからな・・・。


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