無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

4-2

でも、その後和也はなかなか出てこなくて・・・

シャワーだけじゃなくて　お湯を張ってるとか？


いや、マサカ今からそんなことをするとも思えない。

あまりに遅い気がして、もしかして中で倒れてるんじゃないだろうな、と　心配になって見に行こうかと思ったところで
やっとドアが開いて和也が出てきた。


「長かったな・・敵前逃亡かと思ったぞ」
「ばっ、どうして俺が逃げるんだよ、逃げるのはお前だろ」

「俺？俺は逃げないよ？考えてみたら　お前のテクニック見せてもらういい機会だもんな～、逃げるどころか楽しみで楽しみで」
「バカバカバカ・・」



真っ赤な顔になって　小声でブツブツ言ってる和也が可愛い。


なんだか俺、余裕モードになってきたぞ。
リラックスして　ちょっと楽しくなってきた。