同窓会 SN
第58章 痕跡4 翔
4-3
和也が俺の上になって、体重をかけないように肘をつき そっと口付けをくれる。
すごくゆっくり、すごくソフトに。
気持ちいい啄みに早くも蕩けそうになりながら、
ああ 和也はこういうふうにキスするのか・・・
なんて頭の隅で考えた。
なんだか眩しいものでも見るような表情をして、
ちょっと微笑んで俺を見つめては またそっと啄む。
やがて 指先がそっと胸を撫で、固く尖らせた飾りを摘むようにされたときには 思わず吐息が漏れた。
だんだん下がって行った口づけも
もう片方の尖がりを そっと含んで舌先で転がす。
「んん・・っ、はぁ・・・」